イラク派遣命令を拒否する最初の米軍将校


速報&コメント <イラク情勢ニュース URUK NEWS> 
2006年6月7日(水) 21:52
作成者: tomesan

 「侵略に値することをしてもいない国民に対する不法で不道徳な戦争に加担することを、私は拒否する」

 イラク派遣任務を公然と拒否する最初の米軍将校となった米陸軍のワタダ中尉は、彼の決断を支援するウェブサイトに考えを表明した。「私は戦友のためにイラクに行きたい。しかし最善の道は砲弾を注いだりさらなる死と破壊を引き起こすのを助けることではない。最善の道はこの戦争に反対し終わらせることであり、そうすれば全兵士も帰還することができる」と。

 http://www.thankyoult.org

 Thankyoultは、中尉(Lt=Lieutenant)ありがとう、という意味であり、サイトのタイトルも、「不法な戦争に抵抗してくれてワタダ中尉ありがとう」と書かれている。

 中尉が所属する第2歩兵師団第3旅団は、さる2日、イラク派遣の儀式を催したばかりで、2度目のイラク派遣の準備に今月中にもとりかかることになっている。

 カリフォルニアに本拠を置く反戦団体<われわれの名を語るなNot In Our Name>のジェフ・パターソンは、この将校から6ヶ月前に電子メールを受けとり、公然と派遣を拒否すれば支援してくれるかと尋ねられた。その後の数ヶ月、2人は電子メールで意見を交わしてきたが、最近、パターソンは中尉から支援を集めてほしいと要請されたという。